2016年度の総合商社の決算が出そろいました。
三菱商事が、わずか1年で首位奪還。さすがです。
伊藤忠商事は1位を逃しましたが、それでも数字だけ見ると三井物産を大きく引き放して安定の2位。
三井物産もV字回復、住友商事も丸紅も手堅くやってきた感じです。


 

2016年度実績

2017年度予算

三菱商事

4,403億円

4,500億円

伊藤忠商事

3,522億円

4,000億円

三井物産

3,061億円

3,200億円

住友商事

1,709億円

2,300億円

丸紅

1,544億円

1,700億円

 

ここ数年、商社は資源に振り回されています。
各商社は2014年度から15年度にかけて、資源安で痛い目にあいました。三菱商事と三井物産は大幅赤字という「歴史的」な数字を出しました。2015年度決算はコチラ

かつて、総合商社は鼻息も荒く、資源に投資しまくりました(笑)そして、大きな利益を得て、ウハウハしていました。そこに資源安、原油価格は1バレル100ドルから25ドルまで落ちました。そして、歴史的な赤字になってしまいました。しかし、すぐに「じゃあ、や~めた!」と言えるわけでもなく、まだまだしばらくは不安定な様相を呈すると思います。

上の表では2017年度の予算を並べてみました。伊藤忠商事(非資源率が高い)は16年度比で約500億円増しなのに対し、資源比率の高い三菱商事と三井物産はほぼ今期と横ばいの予算です。つまり、まだまだ資源不安があるのではないでしょうか。

今回は、資源と商社の関係から決算考察を行ってみました。
投資という視点から見れば、1年前に大赤字で、今期V字回復~!なんて会社、あまり投資したくはないですよね。ハイリスク・ハイリターンですね。
就職活動生は、いろいろな視点から会社を見てみてはいかがでしょうか?


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