小説を読んでいると商社マンが登場することが多いが、それは例えば

・エリート
・駐在
・お金持ち
・女たらし

と言ったイメージが付きまとうものが多い。
決して間違ったイメージだとは言わないが、こういった商社マンとは一味違った商社マンを題材にしているのが
城山三郎の毎日が日曜日 だ。


商社マンに焦点を当てたというより、サラリーマン全般を題材にしているような内容だが、
商社マンの仕事を理解する上で読んでみたら面白い一冊。

但し、この本は高度経済成長期=1970年代後半に書かれた本であり、現代商社とはかなり異なることは事実である。
しかし、まだ会社にいる70年代後半~80年代入社の大先輩が体験した世界観を味わえるかも。
この本を片手に、飲み会でオジサンに何か聞いてみたら、思い出話をしてくれるかも(笑)